映画製作への道のり vol.3 マイクおじさんへのインタビュー

 はいさい。先日無事に映画撮影のクランクアップを終え、現在編集作業が続いています。出来上がるまでにはまだまだ時間を必要としますが、私たちの映画を多くの人に見ていただくためのプロモーションも始まっています。このブログを目にしていただいた方へも、映画への想いが伝わるように、マイクおじさんへインタビューしてみました。(今回マイクおじさんは総合プロデューサーとして活躍)


マイクおじさん

①映画を作るきっかけは何だったのでしょう?

僕自身が那覇からやんばるにきて素直に自分自身を受け入れ表現することができたことがきっかけでした。それまでの僕は仕事に追われ毎日忙しいだけで充実感もなく、本当にやりたいことが何なのかもわからないでいました。53歳の頃の話です。今から14年前の話になります。

②過去にも映画を作ったことはあるのでしょうか?

無いです。やんばるに来る前は不動産、建築、飲食をアメリカから戻ってきてやっていましたし、やんばるに来てからは宿泊業をやりました。自分の作った場所を映像で使ってくれないかな…。というのが映画に興味を持った最初かもしれません。

③無謀な挑戦に見えますが。

ぜんぜん!少しも不安は無いです。何をするにしてもイメージを描き、そのイメージに向かってやってきたからその意味では、映画も建築も僕の中では一緒です。

④岸本司監督に依頼したのはどうしてですか?

 沖縄出身の俳優、尚玄くんに、僕の話を聞いてくれる監督はいないか相談したところ、岸本監督を紹介してくれました。やんばるの映画が作りたいです。と言ったら、彼はやんばる出身の監督でした。優しい人なので僕の無理難題を聞いてくれました。きっと断れなかったに違いありません。

⑤主役に抜擢された満名匠吾さんは俳優ではありませんよね。

 はい。彼は料理人として、映画をサポートしてきた人であり、僕が屋我地島でホテルを始めた頃から悩み相談してきた人です。今回もやんばるが舞台の食がテーマの映画を作るんだけどと相談し始めたら、監督が『満名くん、いーね』ということになり、彼が中心となって物語を綴ることになりました。まさにやんばるに生きている人ですし。

⑥出演者もやんばるや沖縄で活動している方々と聞きました。

 みなさんそれぞれライフスタイルが違うけれど自分らしく生きている魅力ある人たちにお話を伺っています。立場の違い、思想の違いを超えて、どう未来へ繋げるか真剣に考えていました。

⑦この映画を通して何を伝えたいですか?

 生きるヒントに繋がったらと思います。やんばる共和国は沖縄の豊かな自然を通して自然界のリズムを感じ、与えられた自然のなかに身を委ねることでこれからの未来に向けた生き方のヒントを探っていきたいと考えています。それを具体的に見せるのが今回の映画です。

⑧どのような方にみていただきたいですか?

 これからを生きていく高校生たちにまずはみていただけたらと思います。作品の中で、矛盾?対立?した考えなども出てきますが、これこそがヒントだと。どんどん、柔らかくとらえ、思考のチャレンジをしてもらえたら未来が明るい。

 

今日はありがとうございました。またお話を聞かせてください。

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